脊柱を正面から見た場合に、左右に曲がっている状態を指します。 最近では学校で運動器検診が行われることから、背骨の湾曲に早い段階で気づく機会が以前よりは増えています。しかし、側湾症に気づいても、ほとんどの場合は経過観察となり、一定以上の角度の場合は装具を用いますが、それにより悪化は防げても、改善は難しいとされています。高度の側湾症で心肺系にも影響を及ぼすような場合は手術が選択肢として上がります。
小児カイロでは
各カイロプラクターの用いるシステムにもよりますが、小児の場合でも提携している病院でレントゲン撮影をし、アラインメント(脊柱の機能上の問題)の分析を行います。側湾症には大別して骨の形状などに起因する構造的なものと神経機能等に起因する機能的なものがあり、全てのケースで改善が見られるわけではありませんが、機能的な側湾症はサブラクセーション(背骨の機能不全)を取り除き、関節や筋肉等と脳の間での神経伝達を正常化することにより改善が起こるものも少なくありません。