この記事を読んでくださり有難うございます。
今月はこのテーマで書いていきたいと思います。
さてここであなたに質問があります。
「どのくらいのお日様を 1 日に浴びていますか?」
こんなことを子供の頃言われていませんでしたか?
「外で遊びなさい!」
なぜ、外で遊ぶことが大切なのか…
今日はその『本質』の部分を一緒に考えていきましょう。
まずは、子供達が外で遊ぶことで“得られるもの”は何かを一緒に考えていきたいと思いま す。
・体を動かすことで“運動神経”が形成されます。
・ものに触れたり掴んだりすることで“感覚神経”が形成されます。
・動き回ることやジャンプをしたりすることで“バランス感覚“が形成されます。
このように外で体を動かすことで体に沢山の恩恵を受けることができます。
そして大切なことがもう一つ。 「太陽の日を浴びている」ということです。
お日様で得られる栄養素の「ビタミン D」
昨今ではとても注目されている栄養素です。 食べ物からでは、しいたけなどのキノコ類をはじめ、鮭やしらすなどの魚類からでも摂取可能となります。
通常ビタミンは体内で作ることができない為、食品などから摂取をしなければなりませ ん。
しかし、ビタミン D は食事だけではなく日光に当たることによって 80%〜90%を体 内で作ることができるという特性があります。
この「太陽の日を浴びる」ことで免疫力を向上させると言われているのはご存知でした か?
ビタミン D には細菌やウイルスを殺す「カテリジン」というタンパク質を作らせる働きが あります。さらには「β-ディフェンシン」により皮膚上のバリア機能を高めることができ ることも分かっています。
先にも述べた通り、日光を浴びることにより必要なビタミン D の 80%〜90%を体内で作ることができるという特性があるため、寒いからと建物のなかにばかりいると、その分ビタミン D が作られにくくなることになります。
日光が減少する冬場はビタミン D が減少し抗菌ペプチドも減少。風邪やインフルエンザに かかりやすく、アトピー性皮膚炎が悪化しやすくなるのはそのためだとも言われていま す。
「外で遊ぶ」
よく聞く言葉ですが、このような意味が実は裏に隠れているんです。
お勧めは「1 日に 20 分程度は日光にあたる」
これがポイントです!!
ぜひ覚えておいてくださいね。
今、日本は新型コロナウイルスにより混乱していますが、
「よく寝て」「よく食べて」「よく動いて」
を意識して、ご自身の免疫機能を高めることを忘れないようにしてくださいね。
参照:
http://www.shinyuri-hospital.com/column/column_201902.html
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2013/20130830/20130830.html?fbclid=IwAR2eYzle0x3xY6TKSdxFWpVzOZ2CZrZWrWM2eGYG19R74d_GVEv4QJyvcUA
https://www.zenyaku.co.jp/k-1ban/detail/bitamin_d.html
執筆:
高橋宏翼 D.C.
コネクト・カイロプラクティック ファミリー・オフィス/東京都練馬区
https://cchirodc.com